注 リオン(エミリオ)視点で物語は進行します。
リオンは、スタン達と旅を続けていた。歩いていると、ふと思った。
「もし、僕がこんなことせずに、庶民と同じ生活をしていたら・・・・・・?
ルーティはどうだった・・・?!親もいて、平和で・・・」
リオンは、想像し始めた。
ある晴れた日。雲一つ無い晴天。リオンは気持ちよく目覚めた。
「ふぁ〜。今日は晴れてる。」
「エミリオ、起きなさ・・。あら?めずらしいこと。
あなたが自力で起きてるなんてね」
「なっ!僕だってそれくらい出来る!」
(こんな本当に普通な日常生活なのか?クリスもヒューゴもルーティもいる・・・。)
そしてリオンは、部屋を出て、朝ご飯をたべにいった。
「聞いて、あなた。エミリオが自分で起きたのよ!」
「お!エミリオ、それはすごい。いつもと、お姉ちゃんとは違うな」
「な、何よ、それ!あたしだって起きれますよーだ!」
「はははははは!そうなのかい?」
「・・・・・・・・・・」
「さ、皆、出来たわよ。じゃ、皆で」「いただきます!」
家族での雑談、家族一緒に食べるご飯。リオンにとって、この全てがめずらしい事なのだ。
(・・・・。な、何だかすごく暖かい・・・。何故だ?)
そして、リオンは、家族と買い物へ出かけた。
「あ!これ安いっ!買って置かなきゃねっ☆」
「ルーティ、別に安くなくても買っていいのよ?」
「そうだぞ、ルーティ。」
「だって、この方がお買い得だし。当たり前でしょ?」
(ルーティは、普通でもこうなのか?)
「エミリオも何か買いなさい。欲しいものがあったら、言うのよ」
「・・・・ああ」
(これが、家族との買い物・・・。)
リオン達は家へ帰ってきた。
ルーティは、店で安くで買った漫画を、
クリスは、お菓子作りをはじめ、
ヒューゴは、コーヒーを飲みながら仕事の書類を見ている。
リオンは・・・・・。
部屋にあったノートを手に取り、すぐ読んだ。
(何が書いてあるんだ?いくら想像でも、わからない・・・!?)
―僕の日記―
(に、日記だと?!な、中は何が書いてあるんだ?!)
―○月△日 僕は今日、すごい形の雲を見た。ソフトクリームの形。
おいしそうだなぁ と眺めていた―
「ソ、ソフトクリーム・・・・」(お、思わず声に出してしまった。)
「はっ!!??」
「ん?リオン、どうかしたか?」
「いや、何でもない」
「ふーん。ディムロス、どう思う?」
「よくわからん・・・。」
「スタン、敵だ!グズグズするんじゃない!さっさと剣を出せ!」
(・・・僕の運命は一体・・・・?)
-----END-----
2007 10 5 by 神紅棗月
























